愛知県の焼き物の町、瀬戸の職人が作った陶器の花の展示が名古屋市東区で行われています。

 陶器の花は中世にかけてのイギリスで、高貴な食事会のテーブルに花びらや花粉が落ちるのを避けるために生花の代わりに飾られたもので、東区の名古屋陶磁器会館では40点ほどの作品が展示されています。

 瀬戸でとれた粘土と土を混ぜて花びらや葉などがかたどられ、銅やスズなどの粉を溶かして色をつけ、繊細に作られています。

 職人が花びらを一つずつつけるため、1つとして同じものはないといいます。

 この展示会は9月6日までです。

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