長崎市出身のノーベル賞作家カズオ・イシグロさんのデビュー作「遠い山なみの光」が映画化されることになりました。

「遠い山なみの光」は1982年に発行されたカズオ・イシグロさんの長編小説です。

戦後間もない1950年代の長崎と1980年代のイギリスが舞台で、原爆を経験した女性のかつての記憶の秘密をひも解いていくヒューマンミステリーです。

映画の主演は広瀬すずさんで、カズオ・イシグロさんもエグゼクティブプロデューサーを務めることになっています。

イシグロさんは「物語は戦争の惨禍と原爆投下後の人々の憧れ、希望、恐怖を描いています。あの忌まわしい出来事の
終結から80年を迎えるこの時期に映画が公開されることはなんと相応しいことでしょう」とコメントを寄せています。

映画は2025年夏に公開予定です。

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