世界各地を回りながら奇妙な風景や建物などを撮影する写真家・佐藤健寿さんの作品展が米子市美術館で開かれています。
米子市美術館で開催中の佐藤健寿展「奇界/世界」。
世界各地の奇妙な建物や風景などを「奇怪」と名付け、20年以上撮影してきた、写真家の佐藤健寿さんの作品約200点が展示されています。
7日の開会式には、佐藤さん本人が登場。テープカットで開会を祝いました。
佐藤さんの写真は過酷な現地取材から生み出され、その独特な世界観で人気を博しています。
佐藤さんに作品を解説してもらいました。
写真家・佐藤健寿さん:
「ひとつ印象深いのは北朝鮮のマスゲーム。(現地へ)行くのにも苦労しましたし、撮影するのにも苦労しました。入ってみたら、前日、金正恩(総書記)がいた席、場所で、後ろから、観衆からあいつは何なんだと見られまして、そんな中で撮影した思い出があります」
写真家佐藤健寿さん:
「北極に暮らしている少数民族がトナカイを連れて遊牧をしていて、トナカイをその場で、さばいて食べる撮影は印象に残っています」
会場には、今回の作品展ために撮影した山陰の「奇怪」な写真も展示されています。
佐藤さんの不思議な世界観を感じることができるこの作品展は5月26日まで、米子市美術館で開かれています。
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