人や物、風景などを具体的に描写する「具象絵画」を追究する美術団体「東光会」の全国巡回展が佐賀市で開かれています。

県立美術館で開かれている「東光展」には、審査会の入賞作品や東光会佐賀支部「緑光会」の会員の水彩画や油絵など約90点が展示されています。
東光会は毎年、全国で巡回展を開いていて、佐賀での開催は5年ぶりです。

「会員奨励賞」を受賞した緑光会所属、古賀克徳さんの作品は、歴史や伝統を感じる有田町の街並みに赤や青の色を加えて全体をまとめている点などが評価されました。
また、会場では緑光会主催の親子スケッチコンクールの入選作品も展示されていて、このうち佐賀北高校1年の岸川愛さんの作品は地面と空の明るさを生かすことにより奥行きを表現し高校生の部で緑光会賞を受賞しました。
「東光展」は、今月18日まで開かれています。

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