旧暦の七夕に合わせて岩手県陸前高田市では8月7日、伝統ある七夕まつりが開かれています。
2024年は震災後初めて参加する山車が同じ通りに集結していて会場は盛り上がりをみせています。

陸前高田市高田町で7日に開かれている「うごく七夕まつり」は、9つの地区から豪華に飾り付けられた山車が参加し子どもから大人まで多くの人が祭りばやしが響くまちを練り歩きました。

参加団体の一つ・駅前七夕祭組は今回山車を新調しました。
その山車には震災でまちを離れた仲間たちに戻ってきてほしいという思いも込めたといいます。

一方、震災後海岸近くで発見された太鼓は健在で力強い音を響かせていました。

駅前七夕祭組 新沼一宏さん
「(新しい)山車の上に子どもたちが乗っている姿を見て本当にうれしかった。うごく七夕・駅前七夕祭組!最高」

また2024年は震災後初めて参加する山車が震災前と同様に一カ所に集結することになり「七夕ロード」と名付けられた通りに集いました。

見物客
「太鼓の音、胸に響いて最高です」
「チームワークや地元愛があることを感じた」

うごく七夕まつり実行委員会 石川宏委員長
「国内外から人が来るようなイベントにしていきたい」

うごく七夕まつりは午後7時半まで市内の中心市街地で開かれています。

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