朝ドラ「おむすび」で福岡・糸島での撮影に臨んだ(左から)松平健、橋本環奈、仲里依紗、宮崎美子=福岡県糸島市

今年秋スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」がクランクインし、福岡県糸島市で撮影が行われた。ヒロイン・米田結(ゆい)が青春時代を過ごす町で、演じる橋本環奈も福岡出身。糸島には家族でよく遊びに来たといい、「懐かしくて日々幸せ。地元の方々に『お帰り』と声をかけてもらえて、本当にうれしい」と話した。

米田家は農業を営んでおり、橋本は「泥にはまったりしながら畑仕事の撮影をしました」と、農作業の大変さを実感。田んぼ道を自転車で走るシーンなどは「景色が本当にきれい。街も海も山も畑も、全てが結にとって宝物みたいな場所」と感じたという。

祖母役の宮崎美子も「ふるさと感のある景色が皆さまに伝われば」と話し、祖父役の松平健は「人も温かくて、良い雰囲気の中で撮影させてもらっています」と謝意を述べた。

ドラマで描く時代は平成から令和。「ギャル」である結は高校卒業後に関西に移り、栄養士の道を歩む。当時のファッションも見どころの一つで、橋本は「全てのパンツのまた上が、すごく浅い」と驚く。姉役の仲里依紗は、衣装合わせで「このベルト持っていた、このパンツ履いていたとワクワクした」と笑った。

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