古き良き時代を感じる昭和の町並みを再現し、実際に使われていた品々を展示する「昭和レトロ展」が、鳥取市鹿野町で開かれています。
ねじ巻き式の振り子時計に脚つきの白黒テレビ。そしてポータブルのレコードプレイヤー。丸いちゃぶ台の上にはホーロー鍋。昭和の時代の一般家庭の居間が再現されています。鳥取市の鹿野往来交流館「童里夢」で開催中の「昭和レトロ展」。昭和の電化製品や家具、おもちゃなど400点以上が展示されていて、その多くが地元の住民から借り受けたものです。
会場入口に展示されているバイクも町内の自転車店が所有していたもの。2ストローク2気筒の89CCで、最高速度は100キロ。当時の販売価格は8万8000円でした。
こちらは当時の小学校の教室を再現。学校机に足踏みオルガン、そして地球儀。懐かしさの一方で、当時としては最新の電子機器「ワープロ」も。時代の移り変わりを感じる昭和ならではの空間です。
そしてこちらはおもちゃのコーナー。ブリキのスポーツカーにアニメキャラクターのカード、トランシーバーにファミコンと昭和世代にはたまらないアイテムが並びます。
作野俊介記者:
こちらは実際に射的も楽しめます。
手打ち式のパチンコ台でも遊ぶことができます。
会期中は、館内の喫茶店でメロンクリームソーダや黒蜜ときなこをトッピングした抹茶ソフトクリームといった懐かしのスイーツをいただくことができます。
鳥取市鹿野往来交流館「童里夢」・村田弘二さん:
昭和レトロということで、懐かしく見ていただきたいのと、昭和を感じたことの無い方にとっても新鮮な会場でもあるので、たくさんの世代の方に来ていただきたい。
昭和レトロ展は、鳥取市鹿野往来交流館「童里夢」で、8月18日まで開かれています。
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