大和証券グループは26日、東京都千代田区の本社で、親子向けの囲碁教室を開催した。同グループの「家族の職場訪問」の一環で企画されたイベントで、囲碁棋士の吉原由香里六段や安田明夏初段が講師として参加。参加者は、吉原六段と安田初段のアドバイスを受けながら、囲碁のルールや戦い方を学んだ。
大和証券グループは2005年から本因坊戦に協賛するなど、日本の伝統文化の囲碁の発展や普及を支援している。
同教室では、ルールを学んだ後、実際に対局できる「囲碁ひろば」▽吉原六段と安田初段による「『頭がよくなる』入門教室」▽囲碁が打てる子どもたちを対象にした「指導碁」――の三つの講座が開かれた。自宅や学校で囲碁を打つことがあるという山本悠人さん(12)と妹の梨紗さん(9)は「教室の中でいろいろと体験できて楽しかった。家に帰ったら囲碁を2人で打ちたいです」と話した。
また、大和証券グループが本因坊戦に協賛を始めてから20年目となるのに合わせて、本因坊戦の対局場を再現した記念撮影コーナーも設けられた。子どもたちは実際に碁盤の前に座ったり、碁石を並べたりして、歴史と伝統のある本因坊戦の雰囲気を体感した。【武内亮】
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