九州在住の工芸作家の作品を集めた『現代工芸美術九州会展』が17日から熊本市の県立美術館分館で始まりました。

会場には、陶磁や染織りなど九州在住の工芸作家が手掛けた作品約100点が並んでいます。

17日は開会式が行われ、現代工芸美術家協会九州会の高津 明美 会長が「バラエティーに富んだ現代美術の作品を楽しんでほしい」とあいさつし、今年の入賞作品を表彰しました。

理事長賞に選ばれたのは長崎県の室屋 政実さんの作品『絶崖』。

美しいねじれの曲線は断崖よりもさらに海にせり出すようにそびえ立つ風景がモチーフです。

【室屋 政実 さん】
「形とデザインとのマッチングが難しかった。そこを頑張って取り組んだ」

このほか、会場にはガラスや人形作品なども並び、会員の作品のほか一般公募による作品も展示されています。

現代工芸美術九州会展は県立美術館分館で7月21日までです。

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