独学で技術を習得し海外の有名ブランドともコラボレーションしている立体切り絵作家、SouMaさんの作品を一堂に集めた展覧会が佐賀市で開かれています。

この展覧会は、佐賀新聞創刊140周年を記念して開かれていて、立体切り絵作家SouMaさんの作品約100点が展示されています。
SouMaさんは設計図や下書きをほとんど行わず、1枚の紙をデザインカッターで切って作品をつくりあげ、きめ細かい技術と表現が特徴的です。

この作品は、去年5月に初めてSouMaさんが佐賀を訪れた時に見た麦畑を表した作品です。
嬉野の手漉き和紙が使われていて麦1つ1つのねじれや絡まっている部分がリアルに表現されています。

【リポート・鈴木悠斗】
「こちらの立体的な作品1つ2つ3つの紙から作られているように見えたんですが、こちらも1つの紙から作られた作品です」

島根県出身のSouMaさんが地元宍道湖を表現した作品。
大きな一枚の紙を使い複雑で細かい切り込みと紙を大胆に折り曲げて表現しています。

【来場者】
「目で見ても分からないような繊細な線とかがすごいと思いました。想像も付かないですね」

SouMaさんの作品の展覧会は、8月4日まで佐賀市の県立美術館で開かれています。

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