来月の祇園祭に向けて、京都府福知山市では山鉾の組み立てに使われる「わら縄」づくりが行われました。

福知山市の工場では、「縄ない機」という機械でコシヒカリなどの稲わらを数本ずつねじって編み込み強くて光沢のあるわら縄を作っています。

祇園祭の山鉾は、傷がつかないように釘を一切使わず、わら縄だけで柱を固定する「縄がらみ」という伝統技法が用いられています。

【田尻製縄所・田尻太さん】
「祇園祭に(わら縄を)使っていただいて光栄に思っています。これからもよい縄を作るために努力してまいります」

わら縄は600玉作られ、菊水鉾や函谷鉾などに使われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。