日本画や洋画、工芸などの力作を紹介した佐賀美術協会展が佐賀市で開かれています。

今年で106回目となる佐賀美術協会展は、美術文化の発展を目指し若手作家を育てようと開かれています。
日本画、洋画、彫塑、工芸の4部門があり、270点あまりの力作が展示されています。
こちらは、最高賞にあたる美術協会賞に洋画部門で選ばれた高校3年生の川副すみれさんの作品です。
牛を擬人化したテーマ性や電車の窓から見える乗客という画面構成などが評価されました。
これは、カマキリを鉄の溶接で表現した森正彦さんの作品です。
繊細さや勢いを感じ、鉄を粘土のように使える技術の高さが評価されました。

【佐賀美術協会 北島治樹理事長】
「佐賀独自の風土感のある作品もあり、佐賀県からこういう作品が生まれるのかというのを喜びとして感じてほしい」

佐賀美術協会展は、6月23日まで開かれています。

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