愛媛・松山の夏の風物詩「土曜夜市」が今年も15日からスタートし、初日から大勢の人で賑わいました。コロナ禍が落ち着きいつもの賑わいが戻ってきたものの、店のスタッフらには新たな悩みがありました。

正本健太キャスター:
「初日の土曜夜市です。アーケードには大きな声が響いています。始まって1時間位経ちますけども、この時間帯お子さんの姿が多いですね」

松山中央商店街で今年も始まった土曜夜市。銀天街や大街道商店街などを中心に約200の露店が並び、初日から家族連れらが唐揚げやかき氷など、定番の出店グルメを楽しみました。

岡山から帰省した家族:
女の子「おいしい」
父親「活気があって楽しいと思います。また参加してみたい」

多くの人があふれる商店街では、夏風情あふれる浴衣姿の人も多く見られました。

今年の土曜夜市の初日は去年より出足が好調ということです。しかし店の中には原材料費の高騰の影響が大きくのしかかっているケースも。

店の女性スタッフ:
「(料金を300円から)400円にしました。材料がすごく上がったんですよ。なので上げざるを得ないというか」

「スーパーボールすくい」の露店では、ボールをはじめ、すくう「ポイ」も仕入れ値が高騰。料金を去年から100円アップしました。

正本キャスター:
「本音をいうと、もう少し上げたい?」

女性スタッフ:
「ですよね。やっぱり半分ボランティアみたいな」

男性スタッフ:
「子ども相手やけんね、なかなか。子供の小遣いでやってもらうけん、なかなか値上げは控えてます」

子どもたちが笑顔で夜市を楽しめるよう店側の努力が続きます。夜市の実行委員会によりますと、今年の1日あたりの来場者は、通常開催が復活した去年よりもやや多い約5万人以上を見込んでいるということです。

土曜夜市は7月27日まで毎週土曜に行われます。

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