国内一周の旅をしている小型の海外クルーズ客船「ハンセアティック・スピリット」が初めて敦賀港に寄港し、ドイツを中心とする海外の観光客が県内観光を楽しみました。
   
海外クルーズ船「ハンセアティック・スピリット」は、2021年に竣工したラグジュアリーな小型客船で、敦賀港は初めての寄港です。今回、ドイツを中心に欧米人約170人が乗船していて、敦賀港で市民の歓迎を受けました。
   
船を降りた乗客らは、敦賀市のほか、永平寺や伝統工芸がテーマの丹南地域など県内観光に繰り出しました。
  
県は、伝統文化や歴史がある福井の良さはヨーロッパの富裕層に響くと分析していて、クルーズをきっかけに福井を訪れる旅行客の拡大に繋がればとしています。

クルーズ船は北海道の小樽港を9日に出発し、16泊17日で日本を一周し、午後7時には隠岐に向けて敦賀を出航します。

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