7月開催の博多祇園山笠に向けて、博多の総鎮守・櫛田神社では、縁起物づくりが大詰めを迎えています。

櫛田神社の社務所では、山笠の参加者が必ず身に付ける、たすき守や扇子など、9種類の縁起物とお守りの準備が5月から進められています。

11日も、朝から神職と巫女が、身を清めるための砂を「お汐井てぼ」と呼ばれる竹かごに入れる作業や絵馬の包装など、準備に追われていました。

今年は、山笠の期間が連休と重なることや、外国人観光客の増加も予想されることから、去年より約1000点多い1万400点を準備していて、12日から授与されます。

◆櫛田神社・巫女  鵜城紗英さん
「櫛田神社に来られる方、山笠に関わる方、全ての方の無病息災を祈って奉製させていただいております。博多の文化を知ってもらえたら嬉しいなと思っております」

博多祇園山笠は、7月1日に福岡市内13カ所で「飾り山笠」が公開され、15日の「追い山笠」でフィナーレを迎えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。