毎年発売されるとそのシュールさで人気を呼んでいる島根“自虐”カレンダー。2025年版では、初の試みとして地元の高校生が制作に参加しました。若者目線でどのような自虐ネタが出てくるのでしょうか。

松江南高校の教室で聞こえてきた島根県のあるある“自虐ネタ”…。
「マンガの入荷日はあてにならない」
「60歳までは若手」
「5Gよりババネット。おばあちゃんの方が5Gより話が伝わるのが速い」

披露していたのは、松江南高校の先生と生徒たちです。島根“自虐”カレンダーを手がける東京の制作会社・DLEのスタッフと、オンラインで2025年のカレンダー制作に向けた打合せをしていました。15年目を迎える島根“自虐”カレンダーは、島根県のPR大使を務めるキャラクター「吉田くん」が、全国での島根の認知度の低さを逆手にとった自虐ネタを繰り広げ、県の内外から反響を呼んできました。これまでは吉田くんの生みの親「FROGMAN」さんが中心となりネタ選びをしていましたが、地理の副教材に「吉田くん」などのキャラクターが採用されていることをきっかけに、今回初めて地元の高校生とコラボレーション。若者目線のアイデアを取り入ることになりました。

DLE映像クリエイター・FROGMANさん:
今の若い方たちが、島根をどう感じているのか知りたい。過去にやったものとか被りもあって我々自身が苦しんでいる。

参加した高校生は、「憧れのフロッグマンさんと喋ったり、直接案を出したりして、とても楽しかった」「私自身とても良い経験になって、一生の思い出になった」「仲間たちと一緒に作った結晶なので(完成を)楽しみに待ちたい」と貴重な体験を経て、完成するカレンダーに期待をかけていました。

新たな試みで新展開を迎える島根“自虐”カレンダー。2025年版は、9月頃にお披露目されるということです。

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