坂井市三国町では、今、爽やかな香りと鮮やかな紫色が魅力の「ラベンダー」が一面に咲き、見頃を迎えています。
坂井市三国町加戸の「三国ラベンダーファーム」では、約6000平方メートルの畑に4種類、約4000株のラベンダーが植えられていて、見頃を迎えています。
4月から5月にかけて比較的気温が高かったため、例年より5日ほど早く5月30日に開花したということです。
ラベンダー畑を管理するのは、坂井市三国町に住む藤井衛さん(61)です。若いころにバイク旅行で北海道の富良野を訪れた際、ラベンダー畑に魅了され、それをきっかけに地元で栽培を始めました。ファームは34年目を迎えます。
藤井衛さんは「魅力は、一面に同じラベンダーが咲き風に揺れる風景や、香り。ユリやあわら市のハナショウブとあわせて、ドライブがてら見に来てほしい」と話します。
訪れた人は、花を眺めたり写真を撮ったりし「毎年来る。紫色のがなんとも言えない」「いい匂い、きれい」「エッセンシャルオイルもあるけど、これだけ立派なラベンダー咲いていて、本物はすごくいい香りがする」などと話し、見ごろとなったラベンダーを楽しんでいました。
三国ラベンダーファームでは、ラベンダーの花の成分だけで作ったオイルなども販売しています。6月中旬からは、晩生(おくて)の花が咲き始め、6月末まで楽しめるいうことです。
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