福島県福島市の土湯温泉で6月1日、毎年恒例のこけし祭りが始まり、初日から多くのこけしファンで賑わった。
「第48回土湯こけし祭り」の会場には、縞模様が特徴の土湯こけしをはじめ宮城県や岩手県など東北各県で手作りされた約1000本のこけしが販売されている。
この日は県内外から多くの人が訪れ、それぞれに異なる表情や色使いをながめながらお気に入りの1本を探し求めていた。
宮城県から来た女性は「手にもっているだけで安心というか癒される」と話した。
土湯伝統こけし工人組合の阿部国敏組合長は「(イベントを通じて)伝統のこけしを見つめ直すきっかけになってくれたらいいなと思う」と期待した。
土湯こけし祭りは6月2日まで開催される。

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