優れた放送番組に贈られるギャラクシー賞の贈賞式が5月31日に都内で開かれ、テレビ静岡が制作したドキュメンタリー番組がテレビ部門の「選奨」を受賞しました。

第61回ギャラクシー賞のテレビ部門で「選奨」を受賞したのは、2023年5月に放送したドキュメンタリー番組「イーちゃんの白い杖 特別編」です。

この番組は、生まれつき目の見えないイーちゃんこと小長谷唯織さんが、重度の障がいをもって生まれた2歳年下の弟・息吹さんはじめ家族に支えられながら、自立する姿を25年にわたり追い続けました。

第61回ギャラクシー賞テレビ部門は416作品が審査対象となり、この番組は、「イーちゃんの前向きな姿勢にこちらも元気をもらえると同時に障がい者の自立についても貴重な示唆を与えてくれる優れたドキュメンタリー」と評価されました。

「イーちゃんの白い杖 特別編」は静岡県内3つの映画館で上映されているほか、長野・福岡・大阪・広島などでも上映されます。

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