[沖展 2024 75th OKITEN EXHIBITION]

 第75回沖展最終日の7日、来場者がお気に入りの作品に投票する「みんなの1点賞」(企画協力・日本トランスオーシャン航空)の表彰式があり、入賞6作品の作者に賞状と副賞が贈られた。投票総数は5719票だった。

 入賞したのは、絵画部門で東光二さん(沖縄市)の「瓶玉の宿」、彫刻部門で仲村春孝さん(宜野湾市)の「チンナン」、グラフィックデザイン部門で大學恵理子さん(浦添市)の「私はあなたを信じています」、陶芸部門で阿部繁夫さん(宮城県)の「夫婦龍」、木工芸部門で屋部忠さん(浦添市)の「夜明け」、写真部門で知念和範さん(名護市)の「未知の世界へ」。

 絵画の東さんは竹富島ののどかな原風景を描いた。第69回沖展でも「みんなの1点賞」を受賞し、今回2度目。「県外にも行っていろんなものを見て、これからの作品に生かしていきたい」と喜んだ。

 想像上の花の上をはうチンナン(カタツムリ)を彫刻で表現した仲村さんは昨年に続く2度目の受賞で「皆さんが選んでくれたことがうれしい」と語った。屋部さんは都合で欠席した。

 入賞した6人には日本トランスオーシャン航空(JTA)から国内就航路線の往復航空券が贈られた。 (社会部・當銘悠)

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