10年ぶり2度目の上方漫才大賞を受賞した「笑い飯」=大阪市西区

上方演芸界で最も歴史のある賞レース「第59回上方漫才大賞」(ラジオ大阪、関西テレビ主催)の発表会が13日、大阪市西区のオリックス劇場で開かれ、吉本興業所属の「笑い飯」が、平成26年以来、10年ぶり2度目の大賞に輝いた。

笑い飯は西田幸治さん(49)と哲夫さん(49)が12年に結成。2人ともボケとツッコミを担当する。近年は全国ツアーを展開しているほか、円熟味を増した漫才が評価された。

「2度目の受賞が最近の目標だった」と哲夫さん。過去に複数回受賞したのは「オール阪神・巨人」らで、西田さんは「すごい先輩方ばかり。そこに至っているかというとちょっと自信がないので、精進していきたい」と話した。

この日会場で披露した漫才の審査で決める奨励賞には、ノミネート5組から「見取り図」(吉本興業)、新人賞には7組から「天才ピアニスト」(同)が選ばれた。

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