国の内外で高い評価を受けているガラス工芸作家・黒木国昭さんの作品展が、岩手県盛岡市で開かれています。
黒木国昭さんは日本の美しい文化や自然を表現するガラス工芸作家で、「現代の名工」にも選ばれています。
黒木さんが作品の制作を始めて60年を迎えたのを記念して開かれた作品展には、約150点が展示されています。
このうち代表作の「光琳」は、ガラスの器に尾形光琳の紅白梅図屏風を基にした日本装飾の美しさが表現されています。
また「カワセミ」はプラチナ箔をはさんだガラスを使った行燈で、カワセミや水しぶきが立体的にあしらわれています。
このほか会場には黒木さんのもとで30年修行した愛弟子の谷口榮さんの作品も展示されています。
ガラス工芸作家 谷口榮さん
「師匠の作品はガラスで語る日本の美。日本の景色・風習・文化を感じ取ってもらえれば」
作品展は5月28日まで開かれています。
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