福井県は、22日から県内のホテルなどの宿泊客に、県のデジタル地域通貨「ふくい はぴコイン」や、県の特産品を抽選でプレゼントする独自のキャンペーンを始めました。新幹線開業効果を県内全域に波及させる狙いです。
         
キャンペーンの対象となっている福井市のホテルリバージュアケボノでは、午後3時ごろ、宿泊客が次々とチェックインしていました。
 
北陸新幹線県内開業後の観光需要をゴールデンウィーク後も維持しようと、県が22日から始めた「ふくいdeお得プレゼントキャンペーン」の対象は、県内310のホテルや旅館、民宿などの宿泊客で、期限は7月12日までの平日です。
 
チェックイン時に抽選券が配られ、その場で結果が分かります。「ほやって賞」や「だんね賞」など、賞には福井の方言が使われています。
 
抽選で、県内の土産物店や飲食店などで使える県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」1万円分の他、越前焼や若狭塗箸など県の特産品が二人に一人、当たります。
 
宿泊客は「思いがけないプレゼント。昆布好きだしよかった」「プレゼントは楽しい」などと好評な一方、「金券など思い切ったものがよかった」という意見もありました。
 
リバージュアケボノの担当者は「お客さんも喜んでくれているし、福井の銘菓などを知ってもらい福井のよい思い出になれば」と笑顔で話していました。
  
予算は2億円を見込んでいて、なくなり次第終了します。
        

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