福岡県の太宰府天満宮で、初夏の風物詩である御神木の梅の実を落とす「飛梅ちぎり神事」が行われました。

15日朝、太宰府天満宮では、神職が御神木の「飛梅」の枝を揺らして実を落とし、巫女が一粒一粒丁寧に拾い上げていました。

「飛梅」は、太宰府に左遷された菅原道真を慕って、京都から一夜で飛んできたという言い伝えが由来とされています。

今年は梅の開花が早かったことなどが影響し、収穫された梅の実は去年の1割ほどのわずか43個でした。

◆巫女 馬場かんなさん
「大変少なかったんですけど、一つ一つ大切に心を込めて、一つ一つ取ることを意識しながら御奉仕させていただきました」

15日に奉納された「飛梅」の実は、一世一代のお守りである「飛梅御守」として縫製され、一体10万円で参拝者に授与されるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。